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フェアな珈琲
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おいしいものを美味しくいただくために



私は7年前アメリカに行って初めてフェアトレード(Fair Trade)という言葉を耳にしました。フェアトレードとは、本来経済的、社会的に弱い立場にある発展途上国のある一定の基準(環境に配慮しているとか)をクリアしている生産者達に対して、市場より高めの値段で一定の取り引きを約束して、彼らの生活の維持または向上の助けとしてヨーロッパで始まったそうです。(詳しくはこちら

発展途上国で生産された多くの商品や産物は、先進国向けに格安に取り引きされ、スーパーで安価で販売されると言います。そしてこの低価格競争の影響を受けるのは一番立場の弱い生産者だそうです。

ドイツでは普通のスーパーで簡単にこのフェアトレードのマーク(写真のコーヒーのパッケージについているマーク)のついた商品を買うことが出来ます。私もまだまだ胸を張ってフェアトレードの商品しか買いません、というほどではないんですが、スーパーでこのマークが付いた商品と付いてない商品があったら、少し高くてもマークのある商品を買うように心がけています。

価格競争はもちろん大歓迎で、安いものを買うにこしたことはないと思います。だけどその競争のしわ寄せがある一定の所に行くというのは良くないですよね。それに、やっぱりおいしいものを美味しくいただくためにはそれなりの心意気があってもいいんじゃないかと私は思ったりするのです。

コーヒー、紅茶、砂糖、はちみつ、果物、チョコレート、綿製品等沢山の商品がフェアトレードの商品として発売されているようです。
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by kuerbis19 | 2007-06-27 06:38 | つぶやき
残り物には福がある
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野菜いっぱいぱすた



冷蔵庫の野菜が全て中途半端に残っていたので思いついた一品。まあようするにボロネーゼスパゲッティーみたいな物です。

材料は合いびき肉、にんにく、玉ねぎ、パプリカ、人参、ブロッコリー、トマト(缶入りホールトマト)、野菜ジュース。

ブロッコリー以外の野菜は全てみじん切りにします。ブロッコリーは適当な大きさに切ってさっと茹でておきます。にんにくと玉ねぎをよーーーく炒めた後、ひき肉を入れ、色が変ったら野菜を入れてしばらく炒め、ホールトマト、野菜ジュースを加え、さらに塩コショウ、ナツメグ、ローリエを加えてじっくりと煮込みます。よーく煮込んだ後ブロッコリーを加えて、アルデンテに茹でたスパゲッティー(他のパスタでもいいけれど)を加え、オリーブオイルを少し加えて良く混ぜ合わせてできあがり。削りたてのパルミジャーノをふりかけていただきま~す。
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by kuerbis19 | 2007-06-25 21:21 | ごはん
憧れ
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初夏の香り



数年前まで薔薇が嫌いでした。なんだか花の女王様ぶっているところが鼻についたのです。薔薇としては全然そんなつもりはなかったんでしょうけど(笑)。だけど最近庭やバルコニーに植えてある薔薇が大好きになりました。薔薇だけが主張しすぎず、他の花や植物達と上手く調和がとれた庭は今では私の憧れです。この写真のように初夏の香りが漂う庭で、椅子に腰掛けて本を読んだりお茶を飲んだり。そんな庭付きの家が買える日は来るのでしょうか・・・。う~ん。

それにしても人間の嗜好って変るものですね。いつか納豆も食べられるようになるかなぁ~。
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by kuerbis19 | 2007-06-13 00:37 | つぶやき
暑いのだ。
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バルコニーで一息



ここ数日ドイツでは30度前後の日が続いています。北ドイツに位置するハンブルグの夏はどちらかというといつも涼しい方なのですが・・・。暑いのでバルコニーにパラソルを出して冷たい物を飲みながら涼みたくなる毎日。私が最近いつも飲んでいるのがこのBionade。これはオーガニックの原料を発酵させて作られたノンアルコール飲料。4種類の味があって色んな味を楽しめるのもまた嬉しい。ちなみに私は赤いHolunderがお気に入りです。

ここ最近ドイツ人からはかなり人気を集めているようです。日本人の口に合ったあまり甘すぎない味なので、近々日本でも人気が出るかも?!何でも手に入る日本なので、もう売られているのかもしれませんが。
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by kuerbis19 | 2007-06-12 06:29 | どいつの日常
夏の夜の楽しみ方
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わが街の夏の風物詩



私が住むハンブルグの夜は長い。というか夕方が長い。夏至の頃になると夜10時過ぎまで外が明るいのです。だから平日でもアフターファイブ(しご)を外で楽しむ人たちが多い。そして必然的に夏の長い夕方を楽しめるような催し物も沢山。

写真で紹介したのは、この街で5月から9月にかけて毎日開催される噴水と光のショー。街の中心部にある公園(兼植物園)で開催されます。

音楽(ジャズ、クラッシック、ポップミュージック等が日替わりで)に合わせての噴水と光のショーがかなりのスケールで展開されます。約20分間(たぶん)繰り広げられるショーは、こんなに素敵なのに入場料無料。ここポイント高いです。

上演開始時間は午後10時とちょっと遅めですが(そうじゃないと外がまだ明るくて光が楽しめない)、私達はこの公園から自転車で15分くらいの所に住んでいるので、気が向いたら自転車でひとっ走りしてショーを楽しんでいます。

こういう粋な計らいをしてくれるこの街が結構好きです。
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by kuerbis19 | 2007-06-12 06:03 | おでかけ
おばあちゃんの苺
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おばあちゃんの味



ドイツではようやくドイツ産の苺が出回る季節になりました。道端に苺売りの臨時のお店がでたり、スーパーの果物売り場や八百屋さんの店先の、なんとも言えない甘~い香りがたまりません。ドイツの苺は普通露地栽培なので、太陽の光をいっぱい浴びて表面がけっこうしっかりした真っ赤な苺となります。

味はまさに昔おばあちゃんが裏の家庭菜園で作ってくれた苺の味そのもの。ちょっと甘酸っぱくて、だけどとても濃厚な味。(←ぜんぜん分からない解説でスミマセン)日本のスーパーで売られている苺はハウス栽培が多いので、微妙に味が違うのです。今年もたくさん苺を買って、幼い頃のおばあちゃんとの思い出に浸りたいと思います。
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by kuerbis19 | 2007-06-04 23:56
おもいやる心
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その白さにいつも惹きつけられる花



先日ヨーイの大叔母さんが亡くなりました。102歳でした。彼女は半生を看護婦として過ごし、引退後も福祉関係のボランティアのような活動をしていました。とても愛情深い彼女は皆から愛され、ヨーイやヨーイ家族にとってもとても大切な存在だったようです。生涯独身であった彼女にとって、ヨーイ家族は自分の息子や孫のような存在だったのでしょう。

そんな彼女に私が初めてお会いしたのは、一年前の春でした。彼女はこのとき足腰が弱りほぼベットに寝たきりの生活を送っていました。高齢の彼女が、アジア人のしかもドイツ語を満足に話すことができない私と会ってなんと思うだろう。そんな事を考えてとても不安になりました。しかし、彼女に会ってみたら、ベッドの中から弱々しくも両手を差し出して、「あなたに会えてとても嬉しいよ。」と何度も言い、頬にキスをしてくれました。

当時ヨーイとの将来に不安がり悩んでいた私にとって、彼女のこの暖かいキスは「大丈夫。あなたはここにいて良いのよ。」と言ってくれているように感じ、涙が出ました。それと同時に、なんて大きく暖かい心を持った人なんだろう、と感動しました。

ヨーイがずっと独身でいる事を気にかけ、ヨーイがお見舞いに行く度に「結婚はまだなの?」と言っていた彼女。先日二人で彼女を見舞ったときに、ようやく7月に結婚することを報告できました。そしてその2日後、彼女は安らかに眠りにつきました。

亡くなる一週間くらい前から彼女は背中の痛みに悩まされていたようです。介護士が中腰で彼女の背中をさすってやっていると、彼女がこう言ったそうです。「背中がとても痛いよ。だけど私の介護をしてくれているあなたの背中も痛いでしょう。」いつも人のことを思いやっていた彼女らしい言葉。

死を目前に感じながら、体に痛みを抱えながら、それでもまだ他人の事を思いやる・・・。私もそういう人間になりたい。
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by kuerbis19 | 2007-06-01 20:09 | つぶやき